さくらこと楽にいこう

アラフィフ女装子をいじめないでね♡

女装を続けて感じたこと

※ここで書いてあることは個人の感覚ですので、皆にあてはまるわけではありません。そんな考えもあるんだなぁ、程度に思ってください。わたしは妻や友人など周りにカムアウト済みです。

 

今日は4月1日エイプリルフールですがネタはしませんよ〜。

セルフメイクはじめて1年が経ちました。これまで、一週間に一度は女装をし続けてきたので何回くらいしたんだろ?100回くらいは女装してるのかな?長期間継続的に女装をしてて最初の頃に感じなかった良いことをあげたいと思います。

 

B面での情緒が安定した

以前はすぐに怒ったり感情にムラがあったのですが、女装してからほとんどなくなりました。例えば以前は約束を守らない人にブチギレてましたが、今はそういう人もいるよね、何か事情があったのかな、と思えるようになりました。なぜそう思えるのようになったのかよくわからないけど、自分が女装するくらいだから人それぞれ色々な事情があるんだろうと思えるようになったのかもしれません。

 

交友関係が広がった

女装仲間はB面では知り合えない人たちですので、女装してなかったら人生では接点のない人たちだったでしょう。趣味がある人はそういう関係性を構築できるのでしょうが、わたしは趣味がなかったので新鮮です。まぁ、これは女装というより趣味をもったから得られたことかもしれません。あ、1つ目もそうかも。

 

性の捉え方が変わった

これは女装ならではだと思います。女装子だけじゃなく、おかまやニューハーフさんたちと知り合って性の多様性を実体験として理解できました。以前わたしが思っていた、差別や偏見をもたないように、という考えがどれほど表層的な考えだったかということがわかりました。じゃぁ、実態はどういうもの?と聞かれても実はうまく説明できません。良い悪いという感覚でもなく、結構フラットにそうなんだぁ、という感覚です。伝わらないだろうなぁ(^_^;)。考え出すと、自己とは何か、欲望とは何か、なんて哲学か宗教的なとこまでいきます。底がわからないくらい深いです。なので、言葉でペラペラ説明してしまうと上辺をなぞってるように思えてしまうのです。だから、自分も含めてLGBTQやそれよりの人たちのことをなおさら語れなくなりました。とにかく、色々なんだよって言ってしまう。

 

もちろん女性の気持ちがわかるというのも女装してよかったことです。それは最初に感じました。でも、長く続けて思うのは、女装は女性ではないということ。MTFの方が女装からSRSに移行するのは女装じゃなく女性を求めてるからなのかなぁと少しだけわかった気がします。わたしはMTFではなくて趣味女装なのですが、趣味女装ですと宣言した瞬間から、自分は女性になりたい?女性になりたい男性になりたい?とか思ったりして、なんだかわからないのです(^_^;)。

でも、そういう悩み?をもてたというのは嬉しいですね。女装してよかったと思います。

 

(可愛く見られたい。可愛くなりたい。それが一番の目的です)