さくらこと楽にいこう

アラフィフ女装子をいじめないでね♡

女装する目的

※ここで書いてあることは個人の感覚ですので、皆にあてはまるわけではありません。そんな考えもあるんだなぁ、程度に思ってください。わたしは妻や友人など周りにカムアウト済みです。

 

女装する目的は人それぞれ多様です。わたしの場合は明白な理由が自分でもわからなくて、女装サロンでしてもらった自分の女装姿に特別な感情をもったからです。

鏡の中に理想の女性がいてびっくりしました。可愛いという一言では説明できない、どこか懐かしさを感じる姿でした。自分に対して性的な感情はないのでオートガイネフィリアではないようです。わたしは色々な可愛い女装子さんたちを見て可愛いと思うし、こんな可愛くなれないなと思うのですが、それとは比べられないところで自分の女装姿に安心というか落ち着きを感じるのです。それが、わたしの女装する第一の理由です。

 

もう一つ、これは女装して出かけてからわかったのですが、コミュニケーションのきっかけとして女装しています。例えば女装バーやおかまバーなどLGBTQ系のバーに行くと当事者として扱ってもらえる。わたし自身は深い考えもないしLGBTQだと声高に叫ぶつもりも資格もないのだけども、お店の人たちが話しかけてくれる。女性のお客さんがわたしを見て可愛いと言ってくれるととても嬉しい。通常のバーやスナックだとお客さん同士の交流も醍醐味ですが、女装していくときっかけになりやすい。B面でスナック行っても、ただ黙って飲むだけになっちゃう。でも、さくらこだと時々酔っ払った男性客が話しかけてくれるし、やっぱり女性のお客さんはポジティブに接してくれる。夜も深まるとお互い酔っ払ってるので男女関わらずワイワイ楽しくできる。わたし、根本はひとりが好きで社交的ではないタイプなので、女装することで周りの人と親しくなれるのは嬉しい。

 

つまり、わたしが女装する目的は、自分がひとりニヤニヤして楽しむことと、いろんな人と仲良くなること、なんですね。だから、部屋で自撮りすることがすごい楽しいし、一方で繁華街にいって飲むことも楽しい。

たぶん、B面でもそうやって楽しみたいんだけど、B面だとどちらもできないから、女装することで別人格を作り出して楽しんでるんだと思う。わたしにとって、これまでしたくてもできなかった憧れを叶える手段が女装なのかもしれません。

 

(出会いはスナックの醍醐味)