さくらこと楽にいこう

アラフィフ女装子をいじめないでね♡

女装で飲む楽しさ

※ここで書いてあることは個人の感覚ですので、皆にあてはまるわけではありません。そんな考えもあるんだなぁ、程度に思ってください。わたしは妻や友人など周りにカムアウト済みです。

 

 

さくらこでお酒を飲むとき、同じ女装子さんと飲む場合と、女装子さんがわたし以外誰もいない場合の二種類があります。どちらもそれぞれの楽しみ方があるのですが、後者のパターンはあまりないようなので、わたし以外女装子がいない場合の楽しさを伝えたいと思います。

 

といっても、最初は怖かったので女装バーとか、同じ趣味の人たちのところに行きました。でも、そういうお店は自分の家から遠く交通費や十分飲むためには宿泊しなきゃならないなど結構お金がかかるのが問題でした。でも、まてよ?地元の飲み屋なら交通費も宿泊費もかからないじゃん!と思いつき、地元で飲もうと思ったのがきっかけです。

 

地元には女装バー等はなく、通常の居酒屋やスナックしかありません。そこで、スナックでさくらことして飲むという目標を掲げました。でもね。いきなりスナックのドアを開ける勇気はないので、ネットでも紹介されてるようなバーにとりあえず行きました。それでも緊張しましたよ。そこで、それなりに好感触で、女装がバレバレではないと自信をもてたので、そこのマスターにスナックを紹介してもらいました。紹介されたスナックに行ったところ、ひとり女性が飲んでいて意気投合したのが大きかった。後日、その方と一緒にたくさんのお店をまわって知り合いを増やしていきました。今では、ひとりでも緊張することなく、色々なお店に入れるようになりました(^_^)

お店が終わってママ達と飲みに行くのがこれまた楽しい。繁華街・飲み屋街にも色々な棲み分け?のようなのがあって、20時くらいから開いて1時くらいで終わるお店と、23時くらいから開いて朝までやってるお店があったり。騒ぐお店や、しっぽり飲むためのバーがあったり。わたしはただ連れて行かれて勉強するだけ。すこーしずつ、この街の歴史を聞いたり。10年前とか20年前の話を聞いたり。

普通のお店にさくらこで行くのは勇気が必要だったけど、でもそのおかげで本当に色々勉強できてる。お金がかかるのだけが問題ですね(^_^;)

 

嫌な目にあったことは無いんです。一度、わたしが女装だとわかった後、帰るといって出ていかれたお客さんがいたけども、露骨な態度を示したのはその人だけで、後は概ね受け入れてくれました。といっても、渋々受け入れてくれている可能性もあるので堂々と飲むことはないです。隅っこでおとなしく飲んでる。でもお店の子たちはかまってくれるし、女の子がかまってくれると他の男性もかまってくれるので、結果的に楽しく飲めてます。

 

独断と偏見とわたしの経験だけで言うと、総じて若い男の子はわたしを好意的に捉えてくれる。特に若いイケメンは嫌らしさも何もなく友達として扱ってくれて本当に嬉しい。オジサン世代は分かれるかな。偏見なく接してくれる人と、偏見あるけど偏見はダメだと自分に言い聞かせてる人と、エロい人。エロいおじさんはキモいね(笑)。酔うと距離感近くなるのよね。ハグすると自分の胸をおしつけてわたしのおっぱいの感触味わってるし(笑)。女の子ならこの経験一度はあるんだろうなぁ。キモいけど、こんなおっぱいでも喜んでくれるならいいかなって思ってされるがままにされてますけど。

おじいちゃん世代は意外とおおらかな人が多い気がする。偏見もないし、エロさもほとんどない。おじいちゃん世代とは、さくらこというより、人として接して勉強になります。女性は年齢関係なくほとんど皆受け入れてくれる。むちゃくちゃ大喜びしてくれる女性もいて嬉しい。ママたちは胸の寄せ方教えてくれたり、いらないインナーをくれたり、助かってます。

 

楽しいから飲みすぎて、何を話してたか覚えてないのよね。一度、動画を撮ってたことあって、それを見返してみたら、ほんと中身のない話してた。わたしが言ってること意味不明だったし(笑)。そういうものかもしれないし、だからこそ楽しいのかもね。

 

あんまり調子にのってると痛い目あうので、注意してます。ハメ外しすぎないように。おとなしく。女性らしさを忘れずに…。

 

(一杯目はビールで!)